卵巣チョコレート嚢胞 月経痛 右下腹部痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
右卵巣チョコレート嚢胞(左卵巣も軽度のチョコレート嚢胞があります)で、6ヶ月前からピルを服用して治療中。その後の治療としてスプレキュアなどをすすめられているが、気がすすまないと言って漢方薬に期待して来店されました。
月経痛は月経3日前から下腹部左右が張り始め、月経1~2日目に下腹部全体が酷く絞るように痛む・月経血が黒っぽい・月経血に血塊が混じるなどがみられました。
月経以外の時も常に軽い右下腹部痛を感じる。仕事がら長年にわたり不規則な生活をしておられ、さらにストレスが多く疲れやすく色白、とても寒がりで冷え性、子宮筋腫も大小いくつかあると聞かされている。
23歳 女性
身体を温め血行を良くする漢方薬を中心に服用をおすすめしました。月経時にはさらに月経血の排泄をスムーズにするよう漢方薬を追加しました。
3ヶ月を経過した頃から月経痛が楽になり始め、7ヶ月後の婦人科での検診でチョコレート嚢胞が縮小していました。
現在も漢方薬を少し加減して継続中。常日頃の右下腹部痛を感じなくなったのでとても喜んでおられます。
低温期の体温が35℃前後でしたので、低体温対策と特に月経中には子宮に冷えが侵入しやすいので、下腹部と下半身を温めることと睡眠を十分にとるようアドバイスしました。
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